女性の労働環境を世界と比較

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世界の女性の労働環境

世界の女性の労働環境

ヨーロッパは労働者がもつ権利に対しての意識が高い地域であるため、労働環境を考えると先進地域と言えるでしょう。また、ヨーロッパでは「クオーター制」という制度が広く採用されているため、政治においても女性の議員を増やすなど、社会的に男女平等な環境へと変化してきています。育児休暇も法律で認められているため、育児休暇中も国を財源として給料の一部を受け取ることができます。特に北欧はヨーロッパ内でも群を抜いて福祉が充実しており、働く女性にとってはとても環境の整った地域です。そのため北欧諸国は世界でも男女格差の小さい国として上位に位置づけられています。

フランスの労働環境

ヨーロッパ内を国別で見てみると、フランスでは出産休暇の他、さらに約1年間の育児休暇をとることが当たり前のようで、この追加でとる育児休暇には有給が保証されています。また仕事を完全に休まなくてもよく、出産後はパートタイムで働くこともできるそうです。育児休暇については女性だけでなく男性も対象となるため、家庭に2人以上子供がいる場合は人数に応じて家族手当を毎月受け取ることができたりと、経済面のサポートがとても充実しているのです。フランスのように充実したサポート環境であれば、出産や子育てに対する負担や不安も比較的少なく、出産に対して後ろ向きな気持ちも軽減されるでしょう。
このように女性の労働環境を日本と比較しても、ヨーロッパは全体的に女性が働きやすい環境であることが分かります。女性のキャリアに対する評価も男女平等なので、ハイレベルな仕事をこなす女性も多いようです。

アメリカの労働環境

ヨーロッパの状況を見るとアメリカも同じ文化圏なので充実した環境が整っていると思われるかもしれません。ですが実際のところ、意外にも出産や育児休暇に関してはアメリカは後進国と言える状況にあります。アメリカでは出産・育児休暇に関して法律で定められているわけではないのですが、その代わり家族休暇という制度があります。家族休暇制度とは、家族に関連した事情や本人が病気で療養する場合に12週間の休暇期間を貰える制度です。そのため女性で出産・育児休暇を希望する場合は家族休暇制度を利用して休暇をとることが可能です。
しかし家族休暇は基本すべて無給のため、経済的な影響を考えると家庭にのしかかる負担も大きく、利用しない女性も多いようです。中には、出産予定日ギリギリまで勤務して、出産したあとは10日程度ですぐに復職する女性もいます。そのため、日本と比較してアメリカの労働環境の方がよいとは決して言えない状態です。